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No. デジモン名 世代 種族 属性 029 ギルモン 成長期 ウィルス 火 087 キュウビモン 成熟期 データ 火 156 ギガドラモン 完全体 ウィルス 風 157 キャッチマメモン 完全体 データ 電気 158 キャノンビーモン 完全体 ウィルス 電気 235 キングエテモン 究極体 ウィルス 地面
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翌日の早朝。 孝治はすぐに起きてスーツェーモンのところへ行った。 「御前か…もう私からは言ってあるからもう向かっても大丈夫だぞ」 「そう…」 孝治はデジアリーナへと向かった。 Evolve17『新しい仲間? 揺るがない拳』 孝治は受付で用を済ませ、試験会場へと向かった。 ポータルで移動中の孝治にグリムモンが聞いた。 「プログラムセットの方は大丈夫か?」 「…何で今更言うんだ?グリムモン」 「え?いや…忘れてたものだから…。ま、まさか…」 「大丈夫だ。安心しろ、もうセットしてある。御前と違って昨日のうちにやっておいたからな…」 「俺と違ってってそれは余計だ…」 そんな緊張感の無い話をしていた。 そして、会場に到着した。 「今回は…特に変わったステージではなさそうだな…」 そう、前回は地面が全て土で出来ていた。 しかし、今回は普通のステージだ。 そして、相手が現れた。 「孝義!早くしろ!」 「わ、わかってるよ~!」 青い犬のようなデジモンが孝治とほぼ同い年のその少年を急かしていた。 どうやら、彼等が相手らしい。 「もしかして、君が僕の相手?」 孝治が少年に言った。 「え?い、いや…そう聞いてるのは僕なんだけど…」 どうやら、彼もよく知らないようだ。 「二人にはあえて話さなかったようですねぇ…」 審判のような人が出てきて、言った。 「スーツェーモン様もバイフーモン様もどうやら貴方方に話さなかったようですね。実は、貴方方二人ともシルバーテイマーの受験者で、ここで勝った方がシルバーテイマーになれるということです」 「なるほど、つまり前回同様」 「相手を倒せばいいんだね」 「自己紹介がまだだったな。俺は瑞樹孝治だ」 「僕は飯野孝義。このデジモンはガオモン」 『グリムモン!リアライズ!』 孝治はグリムモンをリアライズした。 「俺はグリムモン!コイツ(孝治)のデジモンだ…」 「では、二人とも。準備はよろしいですか?」 二人は頷いた。 「では、バトルスタート!!」 「グリムモン!最初はあまり力を使うな!」 「分かった!『コール…』」 しかし、グリムモンが技を繰り出そうとしたときに、ガオモンの姿はそこには無かった。 「何処に…!?」 『ローリング…』 既に、グリムモンの懐へ移動していた。 「何!?」 『…アッパー!!』 『キャット!!』 ガオモンがアッパーを繰り出し、目をグリムモンに向けた瞬間に、グリムモンは鋭い目でガオモンを睨み、ガオモンは動けなくなった。 そのまま勢いでローリングアッパーはグリムモンに命中したが、力を拳に入れることが出来ず、勢いだけでグリムモンを飛ばした。 「グゥッ!!」 ガオモンはそのまま宙に浮いた。 「グリムモン!怯むな!」 「あ、あぁ!『コールヤンマ!!』」 グリムモンは電撃を放った。 「グァァァァァァッ!!」 「ガオモン!!」 「止めだ!『コールバード!!』」 グリムモンは左手の碇を放った。 「ガオモン!!」 「フッ!俺はちゃんと考えてある…!『ダブルバックハンド!!』」 その小さな鳥の形をした弾は回転するガオモンに弾かれた。 そして、ガオモンはそれを素早く掴み、グリムモンに投げた。 「な、なにぃ!?」 そして、それはグリムモンの足元に直撃し、砂埃(?)を巻き起こした。 「ど、何処だ!?」 『ローリングアッパー!!』 ガオモンが素早くグリムモンにアッパーを仕掛ける。 「グッ!!」 「こうなったら…『プログラム発動!―ハウリンググラビティ!』」 グリムモンが咆哮を放った。 そして、辺りの重力はいっそ重さを増した。 「クッ!な、何だ…!?」 『コールヤンマ!!』 地面に倒れこんでいるガオモンに、ハウリンググラビティをやめた瞬間にコールヤンマを放った。 「グッ!」 「ガオモン!…そうだ!『プログラム発動!―ダメージアップ!』」 ガオモンはコールヤンマの電撃が終わるとすぐに立ち上がった。 「まだ…立てるのか…?」 『メテオナックル!!』 ガオモンがジャンプして、グリムモンに流星の如く殴りかかった。 そして、グリムモンの頭を上から思いっきり殴った。 「グハッ!!…お、重い…」 グリムモンの角は少し折れた。 「何だ?ガオモンに…何が…」 孝治は何が起こったのかさっぱりだった。 「教えてあげるよ。このダメージアップは、ダメージを受けるごとに能力が上がっていくんだ。次の僕のプログラム発動。または、敵の精神攻撃を受けるまで効果は継続する」 『ガオラッシュ!!』 ガオモンはラッシュ攻撃を繰り出して、グリムモンを痛みつけている。 「グリムモン!」 「フィニッシュ!」 そして、強烈な最後の一撃が、グリムモンを襲った。 「グ、ガハッ!」 グリムモンは後ろの方へ飛ばされた。 「グリムモン!立てるか!?」 「あ、あぁ…辛うじて意識はある…」 グリムモンはダメージを受けすぎて、ダウンしそうだ。 「グリムモン…一気にケリをつける!」 「あぁ!来い!!」 「行くぞ!『カオスプログラム発動!!』」 孝治がカオスプログラムを発動すると、D-サポートは青と赤の激しい色の光を放った。 そして、グリムモンはカオスグリムモンへとなった。 「な、何だよ…これ…」 「行くぞ!わんこ!!」 「俺は犬じゃない!『バーニングストレート!!』」 ガオモンの腕が炎を纏い、カオスグリムモンの右足を殴った。 しかし、カオスグリムモンには全く効いていない。 「なッ!?効いてない…!?」 『クロノ・ディストラクション!!』 カオスグリムモンはガオモンを深い眠りに落とした。 「な、何を!!」 「ダメージアップ…精神攻撃を受けるまで効果は継続…。今のクロノ・ディストラクションでダメージアップの効果は消えた」 「あ!!」 「最後だ!カオスグリムモン!」 『コールレオ!!』 ライオンの姿をした邪気が眠っているガオモンに襲い掛かった。 そして、ガオモンに直撃し、激しい爆発が起こった。 「ウアァァァァァァァッ!!」 ガオモンは戦闘不能になり、孝義のD-サポートに強制ディアライズされた。 「勝者!瑞樹孝治!」 「よっしゃ!!」 カオスグリムモンはグリムモンに戻った。 「有難う。とても面白い勝負だったよ」 孝義が握手を申し出た。 「あぁ。俺もだ」 孝治は握手した。 「ねぇ、アドレス交換しない?」 「え?」 「そうすれば、いつでも連絡が取れるでしょ?」 「あぁ…良いが…」 「やったぁ!」 辛くも、シルバーテイマーとなった孝治は新しい仲間が出来たのだった。
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デジモンアドベンチャー 【でじもんあどべんちゃー】 ジャンル RPG 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 バンダイナムコゲームス 開発元 プロペ 発売日 2013年1月17日 定価 6,280円 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 なし ポイント 忘れられないあの夏の冒険が再び徹底した原作追体験ゲームとしてはオーソドックス デジタルモンスターシリーズリンク 概要 システム 評価点 問題点 総評 余談 概要 1999年から翌2000年まで放映されたアニメデジモンシリーズ第1作『デジモンアドベンチャー』のゲーム化作品。 デジモン生誕15周年記念を祝して発売された。 システム アニメをなぞったメインストーリーを進める他、サブエピソードやダンジョンを選択する事ができる。 マップを進みアイテムを収集する他、イベントポイントまで行くとイベントが発生するというオーソドックスな形式を取っている。 戦闘はシンボルエンカウント方式でエピソードごとにリーダーとなっているキャラのパートナーデジモンを除いた各パートナーデジモン(*1)の中から2体を選んで1チームを組み敵と戦う方式。 うち、リーダーとなっているデジモンのみ必ずマニュアルで戦う事になる。他の2体は「作戦」でオートにする事も可能。 順番が来るデジモンがゲージで表示され行動により順番が変わるなど、『FF10』のカウントタイムバトルシステムに似たターン制を採用している。 通常攻撃や技、アイテムの使用の他、「進化」を選んで戦闘中だけ上位種に変身する事も可能。 時折、仲間との会話シーンが挿入され、その際の選択肢で正しい回答を選ぶことでキズナを深める事ができる。 キズナが深まると戦闘中にチームに入れているデジモンが続けて攻撃する「キズナコンボ」が発生する確率が高まる。 宝箱や戦闘でのリザルトで素材アイテムが入手できる。 これをメニュー画面で合成する事により「デジピース」と呼ばれる装備アイテムを作る事が可能。 デジピースは各デジモンに用意されているデジピース用のパネル「スキルパネル」にパズルのようにハメ込む形式。 ライブラリ機能により各エピソードのあらすじやムービー、デジモン図鑑などが閲覧できる。 デジモンの3Dモデルは過去作からの流用だが、トゥーンモデリングでの変換にあたり一部手直しされているものもある。 一度ゲームをクリアするとデータを引き継いでもう一度最初から始める事が可能(つよくてニューゲーム)。 評価点 徹底した原作再現。 TVシリーズ全54話ものシナリオを(一部簡略や改変があるものの)完全収録している上、評価が特に高い劇場版第2作『ぼくらのウォーゲーム!』をも収録している。 当時の声優陣も集合している上、一部の会話を除きフルボイスで喋ってくれる。 デジモンが進化した際の声が低くなる演出も再現している。戦闘中も(パートナーデジモンのみ)フルボイスのため、存分に堪能することも出来る。 ただし高石タケル役の小西寛子氏や、デビモン役の塩沢兼人氏のように休業や故人となってしまったケースもあるため、代役も立てられている(*2)。 主題歌「Butter-fly」や挿入歌「brave heart」などをアニメ本編からそのまま使用している他、一部のBGMにはアニメの劇伴をアレンジしたものが使われている。 デジモンの進化ムービーも原作を再現。 さらに本作では原作ではウォーグレイモンとメタルガルルモンの二体だけしかいなかったパートナーデジモンの究極体が全員分用意され、進化ムービーもそれに合わせて新たに作られた。 サブエピソードの数も多く充実している。 おまけとして、隠しステージでは歴代シリーズの主人公とパートナーデジモンもゲスト参戦。 その際の太一達との会話は必見。 問題点 子供層を対象にしているためか、難易度は易しめ。 戦闘もやや単調になりがち。 会話は立ち絵やほとんど動かない3Dキャラが表示されるだけと視界的にはかなり簡素。 シナリオの一部簡略と相まって演出が解りにくい箇所がいくつか存在する。(*3) 人間はともかく、デジモンの立ち絵は版権イラストの流用が目立つ。 一本道のマップがやや多めで探索要素は少ない。 TVシリーズの前日譚に当たる劇場版第1作目はダイジェスト程度に語られるのみ。 もっとも、それを補う程ボリューム面は充実しているのでこれ以上は高望みとも言える。時系列的にも再現が難しい。 『ぼくらのウォーゲーム!』の舞台はTVシリーズの後日談(*4)なのだが、子供達の服装が全く変わっていない(つまりCGモデルを流用している)ため違和感がある。 挿入されるムービーの画質が妙に粗い。 原作再現度は確かに高いのだが、こういったゲーム特有の楽しみでもあるゲームオリジナルの展開やIF展開といったお遊び要素は無いため、少し物足りない。 ゲスト参戦しているシリーズ主人公に声は収録されていない。 アニメシリーズ第6作目である『デジモンクロスウォーズ』の終盤では歴代主人公が参戦するサプライズがあり、その際の彼らの声も原典と同じ声優陣が参加していたため余計残念に思えてしまう。 ゲストキャラの一部は現役声優で健在であっても代役が当てられているキャラが目立つ。 脇役や故人の代役だけならばまだしも、ナノモンといったストーリーに深く関わるキャラクターの声優も変えられている。しかも件のナノモンは声質もまるで異なる。 一部のパートナーデジモンの究極体について 本作におけるテイルモンの究極体は「オファニモン」、ゴマモンの究極体は「ヴァイクモン」となっている。これらは原作アニメの本編内に登場したわけではないものの、アニメ続編やゲーム・育成ギアでは別の究極体デジモンが位置付けられていたため、それを知るファンには疑問視あるいは問題視されることとなった。 テイルモン→オファニモンについて 従来この位置に入るデジモンは「ホーリードラモン」であった。アニメ要素の含まれるゲーム作品は勿論、映像作品においても続編の劇場版『デジモンアドベンチャー02 前編・デジモンハリケーン上陸!! / 後編・超絶進化!!黄金のデジメンタル』でもホーリードラモンへ進化していた。また、本作発売後に公開された劇場アニメ『デジモンアドベンチャーtri.』でもホーリードラモンに進化(*5)している。 ただし、本作以前に発売されたゲーム『デジモンバトルスピリットVer.1.5』ではテイルモンはオファニモンへとワープ進化するためそれに倣った見方は出来る。 ゴマモン→ヴァイクモンについて ゴマモンの究極体については、ゴマモン初登場の育成ギア『デジモンペンデュラム ver2』での進化系統では「マリンエンジェモン」、PS用ソフト『ポケットデジモンワールド』やWSでのデジモンシリーズでは「プレシオモン」がゴマモンの進化系統に組み込まれていた。しかし、本作でのゴマモン究極体は、そのどちらでもない「 ヴァイクモン 」である。ヴァイクモンは見た目的にも属性的にも、更には設定上(*6)でも妥当ではあるだが、元々は 続編の『デジモンアドベンチャー02』に登場するパートナーデジモン「アルマジモン」の究極体(*7)として用意されたもの である。かねてから不安定な設定にファンの間では物議をかもしていたが、本作で迷走極まれり進化形態が与えられたことで更なる混乱の元となった。 後に劇場アニメ『デジモンアドベンチャーtri.』でも、ズドモンの正式進化体としてヴァイクモンが登場しており、現在は究極体問題は決着が付いたものと考えられる。(*8) 総評 一部不満はあるものの、原作追体験ゲームとしては申し分のない出来。 原作アニメの視聴者だった方は当時を懐かしみながらプレイに浸ろう。 余談 集英社から発売されている攻略本に掲載されているマップは向きがデタラメに記載されているため少々不便。 構造そのものが間違っているわけではないのがせめてもの救いか。 本作に登場するハックモン(*9)は『デジモンアドベンチャーtri.』にも登場する。 本作にて高石タケルの声を担当した潘めぐみ氏は2020年放送のアニメ『デジモンアドベンチャー:』にて同じく高石タケル役として子供たち側の声優の中で唯一続投している。
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デジモンテイマーズ デジモンメドレー 【でじもんていまーず でじもんめどれー】 ジャンル RPG 対応機種 ワンダースワン(カラー対応) 発売元 バンダイ 開発元 シェード 発売日 2001年7月12日 定価 3,980円(税別) 判定 クソゲー ポイント 原作追体験ゲームなのに原作描写がお粗末テイマーズ部分がほとんど無い必要意義の感じられないリンク要素ごく一部展開は評価されている デジタルモンスターシリーズリンク 概要 問題点 評価点 総評 余談 概要 デジモンアニメシリーズ『デジモンアドベンチャー(以下無印)』『デジモンアドベンチャー02(以下02)』『デジモンテイマーズ(以下テイマーズ)』を題材としたRPG。 電子ゲーム版初期シリーズのトレーニングと同じ、時間内にゲージをボタン連打で貯める「連打バトル」とゲージを目押しする「タイミングバトル」の二つの戦闘があり、アニメのストーリーを追体験していく他、アニメのストーリーをシリーズの好きなキャラクターで遊ぶことが出来るとウリにしていたが…。 問題点 バンダイ商品紹介ページでは、 プレイヤーは『デジモンアドベンチャー』『~02』『~テイマーズ』『劇場版』に登場した18人のキャラクターの中から好きなキャラクターを選び、テレビの内容に沿ったストーリーを楽しむことができる。 つまり『~02』のキャラで、『テイマーズ』のストーリーを楽しんだり、『テイマーズ』のキャラで『デジモンアドベンチャー』のストーリーが楽しめるというわけだ。 …と、あるが嘘である。 『テイマーズ』が放送中だったためか、そちらのキャラクターたちを操作できるのは序盤と終盤のみ。それまでは『無印』『02』のストーリーで遊ぶこととなるが、そのどちらも『テイマーズ』のキャラで遊ぶことは出来ない。『無印』『02』のキャラで『テイマーズ』のストーリーを遊ぶことも不可。 早い話、アニメシリーズ同士のクロスオーバーは皆無である。 しかも、肝心のストーリー再現が容量の都合などもあってか似て似つかない程のダイジェスト展開。 『無印』では第1話で既にデジモンたちは成長期となっており、その次でいきなりファイル島編のクライマックスになる。 『02』は始まっていきなりデジモンカイザーの正体がバレる。 各ストーリーでは太一や大輔など主人公の他にもう一人操作キャラを選ぶことも出来るが、誰を選んでもほとんどが似たような展開となる。 『テイマーズ』部分に至っては完全にオリジナル展開。 + 一応ネタバレ注意 何故かインプモンがクルモンをさらい、テイマー達を魔法陣の罠により闇の世界に送られ十字架に磔られる。この際に啓人が昏睡状態となり『無印』『02』のストーリーを追体験していく事となる。 確かに原作でもインプモンは悪役としての描写もあったが、これは敵デジモンに唆されてしまった事も大きい上、寂しがりやな性格でもあるなど本質的には善良な性格である。 そもそも『テイマーズ』本編でも魔法陣など使った事はないため、明らかに描写が原作とかけ離れている。 原案では中盤までの敵ボスとして登場させるというものが出されていて、それに則った展開だと『テイマーズ』のシリーズ構成を務めた小中千昭氏から語られている(DIGIMONTAMERS RESOURCES/Character Notes/インプモン)。 しかもラスボスは何故か四聖獣デジモン。 原作アニメでは四聖獣は『02』『テイマーズ』に登場するが、どちらも味方側のデジモンとしての登場であり敵としての登場する事に違和感がある。ただし作中で敵対的な態度を取り、彼の配下であるデーヴァが敵役として暗躍していたたスーツェーモンに限っては敵として登場することには違和感はあまりないが。 フロンティア終了後の2003年発売の書籍「デジモン公式超図鑑」にて、「テイマーズ初期案ではとりあえずボスは四聖獣にすると曖昧に決まっていた。」「その時点ではデ・リーパーの構想は無かった。」ことなどが公表された。テイマーズ初期案を中途半端に採用した結果デジモンメドレーのラスボスは四聖獣になったのだろうと推測できる。 ゲームそのものもほとんど一本道で単調。面ごとのダンジョンを探索(というよりただ通路を進むだけ)してはボスと戦い撃破し、次の面でもダンジョンを探索してはボスの撃破…の繰り返し。 マップも非常に狭く3、4歩進んだ程度で次の道へと行けてしまう。キャラドットも大きい事が余計に狭さを感じさせる。 マップ構成も似たような道ばかりで探索に面白みが無い。 バトルも単調かつ大味。 最初のボスのインプモンは通常状態でも倒せるくらいの強さになっているが、以降のボスキャラは進化しなければまず倒せず、逆に進化すれば楽勝で倒せてしまうという極端なバランスとなっている。 これはどのデジモンを選んでも同じで、こちらや相手がどんなデジモンだろうが進化さえしてしまえばまず負けることはない。格差なく好きなキャラで遊べると言えばそうかもしれないが、そもそもデジモンごとの差異を感じにくい。 そのため雑魚敵を倒したりアイテムを使用したりして進化に必要なEPを溜め、進化できるようになったらボスと戦う、というのが主な流れになる。と言うか、最初から最後までこれだけである。 進化しない通常状態でもEPを消費して強めの必殺技を使えるのだが、これの存在意義がない。金や経験値といった概念がなく雑魚敵と戦う理由がEPを溜める以外にないため、そのためにEPを消費していては本末転倒であるし、そもそも消費0の攻撃に毛が生えた程度の威力しかないため雑魚敵を一撃で蹴散らせるわけでもなく、ボス相手には焼け石に水。EPを進化に使わず必殺技に回す理由は一切ない。 連打バトルとタイミングバトルが出来るという触れ込みであるが、タイミング方式になっているのはメタルガルルモンなどの片手で数えられるくらいの一部のデジモンに限り、ほぼ全てのデジモンが連打パターンになっている。 当時発売されていた電子ゲーム『ディーアーク』とのリンク要素があり、リンクさせると劇場版のストーリーも遊ぶことが出来るが、やはりストーリーの再現度が微妙。 『デジタルモンスター Ver.WS』に付属する専用アダプターを使えば『ディーアーク』だけでなく電子ゲーム版『デジモン』との対戦も出来るが、本当に対戦出来るだけで特に報酬が貰える訳ではない。 デジモンゲーの宿命として、誤字脱字は勿論完備。また、漢字があまり使われていないのでかなり読み辛い。 アニメ図鑑で見られる『デジモンアドベンチャー02』のサブタイトル「天空の騎士 アクィラモン」が、上記の仕様により「天空のきち アクィラモン」になってしまっている。 評価点 一部で原作と違う選択肢を選ぶとif展開に突入する。 特に有名なのが『無印』中盤での現実世界への帰還にて、太一がアグモンのカードとゴマモンのカードのどちらを選ぶかを迫られ「開け! ゴマモン!」と答えゴマモンを選ぶシーン。子ども達はゲンナイにカードの配置を間違えると何が起こるか分からないと言われた。ここでアグモンのカードを選ぶと『02』夏映画の舞台であるアメリカへと行き、幼少期のウォレスとテリアモンと共闘する展開となる。 本作プレイ済みの人が「このゲームの面白い部分は何か?」と聞かれたらこのシーンを挙げることが多い。逆に言うと、 このゲームの良いところとして語れる部分はこれしかない 、と言っていい。 戦闘中のデジモンのドット絵は結構似ている。 宝箱が『無印』の描写に倣ったのか冷蔵庫。 WS音源による主題歌『Butter-fly』『ターゲット~赤い衝撃~』『The Biggest Dreamer』の再現度が高い。 『無印』『02』のストーリーダイジェストが見られるアニメ図鑑がある。 使われている一枚絵は劇中で印象深い名場面が多い。話数も物語の展開ごとに区切られている。 総評 RPGとしても原作追体験ゲームとしても非常にお粗末な出来。その後デジモンメドレーから12年振りに、2013年にデジモンの原作追体験ゲーム、PSP『デジモンアドベンチャー』が発売された。デジモンの原作追体験ゲームが中々出なかったのはデジモンメドレーが不評だったからでは?と言われたりしている。 余談 本作のCMではテイマーズの3人が登場しているが、戦いを好まないジェンやクールな留姫が「 連打でバトル! 」「 タイミングでバトル! 」と笑顔で宣伝する様は当時ネタにされていた。 デジモンカードゲーム用のミレニアモンのカードが付属していた。
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No. デジモン名 世代 種族 属性 024 オタマモン 成長期 ウィルス 水 078 オーガモン 成熟期 ウィルス 地面 153 オオクワモン 完全体 ウィルス 草木 229 オファニモン 究極体 ワクチン 光 315 オメガモン 超究極体 ワクチン 光 316 オメガモンズワルト 超究極体 ワクチン 闇 317 オメガシャウトモン - フリー 火 335 オメガモンNX 超究極体 ワクチン 光
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第四章第9話「もう一つの戦い」 啓人たちが城で戦っている間、町にも大量の究極体・完全体クラスのデジモンが現れていた。 ミミ「なによー!!この数!!」 ロゼモン(以前にて進化可能になっています。)「倒しても倒してもきりが無い!」 ジャスティモン「アクセルアァァァム!!!」 ブラキモン数体が一気に飲み込まれて消える。 大「一体どれだけ出てくんだよ!」 シャイングレイモン「シャイニングブラスト!」 シャイングレイモンがデクスドルゴラモンに突っ込む。」 そう、これは明らかに消耗戦になっていた。倒しても倒してもきりが無い。このままでは全員倒されてしまう。 もうすでに体力は限界に来ていた。 光子朗「持ちこたえられるか?」 ヘラクルカブテリモン「このままやと全員やられてまうで!」 その時、空から巨大な光が落ちてきたかと思うと、 分裂し、敵デジモンたちを飲み込んだ。 更に、敵が突然同士討ちを始めた上、凄まじい火炎が降り注ぎ、更に敵デジモンが焼け死んだ。 その上、サイボーグ系デジモンたちが一瞬で崩れ去り始めた。 マグナガルルモン「なんだ?」 ライヒモン「味方か?」 サクヤモン「この技は・・・!」 博和「四聖獣!」 そう、四聖獣が舞い降りたのだ。 新たな助けを受けたテイマーたちとそのパートナーは持ち返し、何とか敵を押し戻した。 賢「何とか持ちこたえたか・・・」 山木「だがこれで終わったとは思えんな。」 ゲンナイ「またすぐに攻めてくるだろう。」 薩摩「新しい加勢を加えて・・・か。」 そして、カオスロードの城では何が起こっているのか― 続く